伝説
平清盛には次のような伝説があります。
清盛といえば、わずかの期間に天皇をも凌ぐ権勢を得た、歴史上の大立者だが、その清盛が福原に遷都を強行して問もない頃の話です
ある夜隅清盛は悪夢を見た。
館の庭先に数千の濁膜が集まり、互いにかみつき争っています。
清盛がその不思議な光景を眺めていると、しばらくして濁骸たちは争いをやめて一斉に清盛のほうを向いた。
清盛が燭腰の一つひとつを見ると、それらはみな一つ目であり、その一つひとつが清盛を睨んでいます。
さすがの清盛もぞっとしたが、負けずに睨み返した。
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