ファッションの歴史 4
1930年代は、ジャズが影をひそめ、回顧的なワルツの調べが人びとの心を魅了していました。
そして色は黒に代わって、淡い色、または白が主役にのし上がってゆく。
もしくは黒と白のコントラストも好まれ、家具やじゅうたんは、白やベージュになり、花は断然白一色になってしまいます。
「女はすべての色に思いを寄せるが、色がない色については考え及ばない。黒はすべてを含む色なのだ、とかつてあたしは言ったけれども、その意味では白も同じ。黒と白は絶対的な美であり、完全な調和なのだ。舞踏会に黒か白のローブ・デュ・ソワール(イヴニングドレス)を着た女は誰よりも人目を引く」