ファッションの歴史 2
マドレーヌ・ヴィオネのように、ただ一心に服づくりにはげむ職人気質が、根強くパリのクーチュールを支えていたことは忘れてはならないし、彼女につづくクーチュリエールが数多く出てくるのも1930年代の特徴でした。
すでにパキャン、キャロ姉妹、ランヴァンから始まった流れは、マギー・ルフ、ニナ・リッチ、マドレーヌ・ド・ローク、スキャパレリ、アリックス(グレ)といった優秀な女たちを競い合わせました。
彼女たちの多くは、どちらかといえばヴィオネの系統に属していたが、そのなかでの例外は文章の書けたベルギー人のマギー・ルフ、イタリアから来たスキャパレリであったでしょう。